ナノナインのガラスコーティングには「高い強度の仕組み」や「抗菌効果の仕組み」「操作性・視認性の仕組み」があります。
これらの仕組みを可能にすることで、スマートフォンに最適化されたコーティングが実現いたしました。
まずはその仕組みを説明する前に、保護シートと保護ガラスそしてガラスコーティングの違いからご説明します。
また目次から気になる内容をご覧いただくこともできます。
【 目次 】
- 保護シート・保護ガラスとの違い
- ガラスコーティングの仕組み
保護シート・保護ガラスとの違い
割れ・キズについて
【保護シート・保護ガラス】 衝撃に弱く割れやすく傷つきやすい。
【ナノナイン】 耐衝撃成分による驚きの耐衝撃性で割れにくく、鉛筆硬度検査で最高値の硬度9Hでキズにも強い。
操作性について
【保護シート・保護ガラス】 シートやガラスの厚み、劣化、剥がれなどにより操作性が低下。
【ナノナイン】 非常に膜厚が薄いため(0.2~0.8㎛)操作性がUP。指紋認証などセンサーに全く影響はありません。
視認性・美観について
【保護シート・保護ガラス】 シートやガラスの厚み、劣化、剥がれなどにより視認性が低下。
【ナノナイン】 画面の微細な凹凸がなくなることで光の透過性が向上。映像や画像がよりクリアになります。
ナノナイン | 保護シート | 保護ガラス | |
---|---|---|---|
割れ・キズ | ◎ | △ | △ |
操作性 | ◎ | △ | △ |
視認性・美観 | ◎ | △ | △ |
ガラスコーティングの仕組み
強度の仕組み
「硬くても割れにくい」スマホを保護するには重要な特性です。
ナノナインのコーティングは特殊なガラス質の層で出来ており、この特性を実現するためコーティング剤には2つの素材が使われています。
- ケイ酸ナトリウム(Na₂SiO₃)
- シリコーン樹脂
ケイ酸ナトリウムは化学反応により硬くて安定したガラス質の層を作り、最高硬度である9Hを実現しています。(JIS. K.5600-5-3準拠)
シリコーン樹脂は構造や配合量を最適化することで柔軟さや耐衝撃性を実現しています。
操作性と視認性の仕組み
ナノナインが操作性や視認性に優れているのは、「ナノレベルで薄く強固に付着しているから」です。
仕組みは科学的付着+機械的付着です。
- 科学的付着は分子間力により強力に引き付け合うことで付着しています。
- 機械的付着は施工面の微細な凹凸にナノレベルの製品液が浸透硬化することで強力に付着しています。
これらの仕組みにより薄い塗膜で凹凸を平滑にできるので、視認性が良くなり、操作性も損なうことがありません。
抗菌効果の仕組み
常に触るスマホですから抗菌されていた方がいいですよね。
抗菌効果の仕組みは「アナターゼ型酸化チタンの光触媒作用」によって効果を発揮します。
上図がその構造になります。
コーティング層の酸化チタンに一定以上の光エネルギー(日光や蛍光灯)を当てると、抗菌性のある物質が生成されます。
このときの酸化チタンは触媒なので、酸化チタン自体は消耗しません。
また活性酸素の発生は、コーティング表面で抗菌性を示す程度の微量なものなので、人体への影響はありません。
そして二酸化炭素と水に分解されます。